この記事はネタバレを含みます。
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ケヴィン、シャルロット、リースのパーティは、無事にダークリッチを打倒しました。
フェアリーはマナの女神へと生まれ変わるのだそうです。
ここまでの冒険で、フェアリーと3人の間では徐々に信頼が培われてきましたが、やはり最後の危機で信頼は確実になったことは間違いないと思います。最初は、半ば強引に取り憑かれ、主人公たちも自分のためにマナの剣を求めていましたが、フェアリーが敵勢力にさらわれ、旅の成果として手にしたマナの剣を手放し、フェアリーと再び神獣を探し、そして最後に襲いくる絶望…。
いつしかフェアリーと3人の目的として重なってきた「マナの樹、マナの女神を守る」ことも打ち砕かれます。しかし、ここで希望を捨てなかったことと、これに対するフェアリーの支援が、互いへの信頼を揺るぎないものとしたのではないでしょうか。
マナそのものであるフェアリーが、「マナがなくてもみんなは新しい世界を創っていける」と言ったその台詞こそがその証のようにも思えました。
そしてこの、「この先、必要とされるなら、力になる。でも誰にも求められなければ、ここで世界を見守る。」という台詞も重いです。聖剣3のエンディング後の世界のマナの取り扱いは、聖剣伝説2のエンディング世界とは異なるのかもしれません。マナは一度失われるけれど、再び回復し、いつでもそばにいてくれる存在に変わりなく。
マナの女神と、主人公3人は新たな道を歩むためここで別れることになります。
ここから、キャラクターエンディングです。
リースはローラントへ帰還。
シャルロットは光の神殿へ帰宅。
なんと光の司祭を、ヒースが救ったという。(ホーリーボールで自滅した後でしょうか?やはりすごい術者です。)
そして、ヒースもよみがえりました。マナの女神がフェアリーだったころの命を授けてくださったそうです。
そしてケヴィンもビースト城へ帰ります。
帰宅早々、獣人王から相手になってやろうとの一声がありますが、
「今は戦わず、獣人王からもっと学ぶ」といいます。ルガーのためにも。
これを言うのはすごい勇気がいるだろうな…。大人の自分も顔負けします。ケヴィンの精神的な成長がうかがえました。
そんなケヴィンに対し、獣人王は「お前たちが獣人と人間の架け橋になるのだ」と諭します。
獣人王の声優さん、とっても名演でした。
ルガーと特訓するケヴィンと、
それを見守る獣人王。
エンディングで原作イラストレーターの結城さんのイラストが再現されています!
本編を無事に終了しました。
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