今日はネタバレしかないです。
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敵の拠点ミラージュパレスを進むと、そこには黒幕・仮面の道士と、今や側近となってしまったヒースが待ち構えていました。
仮面の道士ベルガーとは、DSソフトのHoMで共闘しており、その時は素敵な衣装着てたのですが、今回はオリジナル(=ドット)準拠なのでしょうか。
仮面の道士は、悪に染まったマナの剣を吸収。最後に抵抗したマナの女神を撃退するため、聖域に向かってしまいます。そして・・・
「堕ちた聖者」と化したヒースとのバトルへ。シャルロットは「どうしてヒースと戦わないといけないの」と嘆きます。本当に辛いです。
リメイクで追加された要素、バトル途中の会話台詞・・・ここまでの道中、これほど胸を打ったバトル中の会話はありませんでした。
ヒースの過去の記憶は失われており、シャルロットが誰なのかわからない。しかし、投げ続けられる言葉に、揺さぶられていく。それを阻止しようとするも、シャルロットは「もとにもどるまでずっとやめないでち」と言葉を投げ続けます。
決して静かなバトルではないのに、回顧時や悲しいシーンで流れる定番曲が使用されています。バトルのハラハラ感だけでなく胸に深く迫るものを感じました。
そこそこの苦戦です。
このバトルは、ディシディア・ファイナルファンタジーっぽさを感じました。ヒースの浮いているポーズや、技の合間の「これが闇の力だ」という趣旨のセリフを挟んでくるのが、記憶の中のディシディアと重なったようです。内容や体験が全く違うのに類似性を感じることがあるんですね。
クリア後のバトルリザルト、いつもならファンファーレが入るのだが、今回は入りません。
悲しい勝利です。
そして、目を覚ましたヒースから黒幕の背景が語られます。
仮面の道士はかつてウェンデルを光の司祭とともに治めていた闇の神官ベルガー。ある重病の少女を救うために禁呪「転生の秘法」に手を出したが、少女を救えず、自分自身も顔に醜い傷をおい、禁呪に手を出した罪でウェンデルを追われ、心までも闇に染まってしまった彼は、自らに転生の秘法をかけ、ダークリッチとなってしまったそうです。ヒースはその息子・・・。
もはやヒースもダークリッチの手によりアンデッドになっているそうです。
そしてヒースは既に闇に染まり、放っておけば再び悪意を持ってしまう。彼はこの先をシャルロットたちに託し、自らを葬ります。
この画像だけで、涙が滲んできます。
ここまでの道中で、最も辛く切ない展開となりました。リースはローラントも奪還できてエリオットも救えた。ケヴィンもカールの無事を確認し、獣人王と新たな関係を紡ぎ始めました。
しかしシャルロットはヒースを救うために旅立ったのに、この長い旅路の終わり際でこのような結果に…
※画像はスクウェア・エニックス「聖剣伝説3 TRIALS of MANA」のプレイ画像